こんにちは☕️
両親が先日、出雲大社(いずもおおやしろ⇦つい最近正式な読み方を知りました😵)などを訪れに旅行した時の写真。
荘厳な雰囲気です….!
東北出身の私は西は京都までしか旅行したことがないので、島根を含め中国〜近畿〜四国〜九州〜沖縄〜…日本全国行脚するのが夢です✨
そしてノドグロの煮付け🤤学生時代、一度金沢でいただいたノドグロのお刺身の味が忘れられないのですが(あと近江市場の生牡蠣)🤤…煮付けも美味しそうですね🤤
金沢といえば…..金沢旅行にて出会った子猫ちゃん。赤いリボンがとっても似合っていました。
🎀🎀🎀
さて、今回は前回の【第一弾】(1. オーブン陶芸、2.アクセサリー作り)に引き続き、「お家で始める趣味7選」、【第二弾】です(3.草木染め)!
調べ始めると素敵すぎて止まらなくて…..「7つのこと」をなかなか上手くまとめきれなくなっています(笑)のんびりお伝えしたいと思うので皆さんもごゆる〜りとお楽しみください☺️
3.草木染め
草木染めとは
「草木染め」とは「化学染料」を用いず、植物を天然染料として染める方法のことを言います。
ほとんどすべての植物が、染料になると考えて良く、特に日本においては四季があり雨の多い温帯地方であることから、植物の種類がきわめて豊富にあり、染色・染織の文化が独自に発達したと考えられています。
花や葉・茎・根・木の枝葉・樹皮・など、庭や散歩道でいつも目にする植物達。また身近なキッチンの、玉ねぎやナスや果実の皮、小豆や黒豆の煮汁、インスタントコーヒーや紅茶も染料になります。
はじめよう!草木染めより
自然から「色をいただく」という発想が素敵ですよね。
【染め方】
染料や素材によっても異なるようですが、
- ● 色素の抽出(煮出す)
- ● 繊維(布や糸)の精錬(ソーピング:繊維を洗浄する)
- ● 媒染(色素と繊維を結ぶ)
という二つが基本的な作業になります。初心者ですとなかなかピンポイントで「この色!」というのを出すのは難しいかもしれませんが、自然から生み出される色味の出来上がりを時に楽しみにする!というのが醍醐味になりますよね☺️
詳しくは【草木染めのことがよく分かるサイト「つぎいろ」や「YUMEZAIKU」さんをご参照ください。】
そして….「植物色図鑑」という新潟県立植物園監修の草木染めから生まれる色を丁寧に記したオンライン図鑑がと〜っても素晴らしいのでぜひぜひご覧ください。こちらの色からやってみたい染色を決めるのもいいと思います!「この植物を散歩がてら探してみよう!」というのも素敵ですよね〜☺️
私が気になったのは「アボカドの種と皮」を使って染色するコーラルピンクです。中身を美味しくいただいた上でこんなに素敵な色で染められるなんて……最高すぎますよね。
染色液の濃度によってこんなにも美しいグラデーションが….。
🥑🥑🥑
草木染めの作品たち
それでは実際にお家で染色を楽しんでいる方たちの、素敵な四季折々の作品をご覧ください。
【桜の枝】
桜の枝から、柔らかいピンクが出せるとは…..!まるで花びらの色のようでとっても華やかですね。桜の落ち葉からも綺麗なピンクが出せるそうですよ。
🌸🌸🌸
【タンポポの葉】
春の息吹を感じる爽やかなグリーン。
草木染めで感じる季節感もいいですね〜。
【ヨモギ・びわの葉】
よもぎ餅を作って余ったら染色に使ってみる、というのもいいですね🤤びわの葉からは実の色味のような優しいオレンジが出る、というのもワクワク。
【赤紫蘇・ローズマリー・バジル・オシロイバナ】
夏に生えてくるお花やハーブを使って。どれも素敵な風合いですね〜。赤紫蘇からモスグリーンが生まれるとは驚きです。
🌿🌿🌿
【玉葱の皮】
玉葱の皮からこんなに綺麗な黄色が生まれるとは…!優しい風合いに消しゴムはんこの猫ちゃんがとっても可愛いです。
😺😸😼
【茄子の皮】
茄子の皮から、上品なグレーが…..!
🍆🍆🍆
【野菜とフルーツのパステルグラデーション】
可愛い色味たち。リネンなどの自然素材+自然染料で肌に優しいベビー服を作ってもいいですね🤱
綺麗な寒色系のグラデーション。夏の生地として使いたいですね。
【木の実】
どんぐりからも深みのあるグレーが抽出できるんです!素敵な色〜。エプロンなんか良さそうですね。
松ぼっくりからも。クリスマスっぽい赤が綺麗。
枝からもシックな色味をいただくことができます。アースカラーがいい感じですね🌍
🐿🐿🐿
【紅茶・コーヒー】
紅茶やコーヒーなどからも鮮やかな色素をおすそ分けしてもらうことができます。渋い色合いがお洒落。
なんとこちらは、「牛乳」と紅茶を使って模様をつけた生地!色合いにもミルキーな雰囲気が出ていて可愛らいしですよね🐮
色々な染め方
まずは単色で楽しむのもいいですが、色々な染め方にチャレンジしてみることで、より草木染めの広がりを体験してみるのも素敵ですよね。慣れてきたら日本全国に伝わる「伝統染物」のような高度な技に挑戦してみてもいいかも….!染物のワークショップを開いている工房などもありますから、職人さんから直接教わるのも楽しそうです😊。
日本伝統の染色については「ワゴコロ」をご覧ください。
【草花を使って模様をつける】
本物の枝葉を使って模様をつけると、ボタニカルな雰囲気が素敵ですね〜。標本みたいでワクワク。
シダの細かい葉がgood!
押し花の要領で金槌でトントンとお花の色素を抽出すると、まるで水彩画のようなお花の模様をつけられます!綺麗….!!
【身近にあるもので】
草木染めした布にさらにハンドプリントするのも面白そうですよね。オリジナルのハンコを掘ってもいいですが、身近にあるものが素敵なスタンプに早変わりするんです!!
フォークの向きを変えて。
瓶やキッチン道具を使って。
コルクスタンプ。
搾ったレモンで。
大根などのお野菜で。天然色素だったら表面を削って美味しくいただけると思います…!
マリメッコなテキスタイルも作れそうです!
草木染め×絞りでオリジナルのファブリックパネルを作ってみてもいいですね。
玉ねぎで(画像はスタンプですが、本物でもできます!)。スタンプの押し方で雰囲気が変わりますよね。
こちらも玉ねぎ。なんと!日本風な波模様が…!可愛い〜。
白菜やキャベツの断面は美しいバラに・・・・!🌹
アースカラーな草木染めにゆる〜いハンドスタンプでこんな感じの布を作ってみたいです☺️!
プリタスウェーデンの動物柄がとっても可愛いので、参考にしたいです🦊
お気に入りのテキスタイルを真似て作るのも楽しそうですよね!
【氷を使って】
氷を使って染色すると….
美しいダイダイ模様が…. ✨夏にお子さんと一緒にやっても楽しそうですね。Tシャツをカラフルに染めて遊んでみたいです。ダイダイ模様って世界的に人気がありますよね〜。ギャラクシーを感じます….💫
👚👕👗
【絞り模様】
ヴィンテージ加工のような絞り染。
輪ゴムで簡単にチャレンジできます!
「SHIBORI」は英語にもなっており、DIY好きさんにはお馴染みのワードのようです。すごいな〜。
絞り方によって雰囲気が全然違いますよね…!
インディゴブルーは永久不滅な人気色。
お弁当包みにも、素敵なラッピングにも。
大きめの絞りで味わいのあるトートバックに。
カラフルで可愛い。マチの広いバックを作ってエコバックにしたいです。
【縫い絞り】
「Nui-shibori」はより繊細な模様をつけたい方にオススメの方法です。どれも可愛いです〜。
小さなてるてる坊主を作って….。
憧れの「ミナペルホネン」のファブリックを真似て図案を作ってみたいです…!
モダン北欧な感じも絞り染に合いそうです。
大人数で大きな染物にチャレンジするのも楽しそうです…!素敵なテント〜。グランピングとかに良さそうです。
【折り染め】
続いては「折り絞り」。ピンクの濃淡が美しい。お子さんの甚平なんかに合いそうですね。
大胆な色合いですがどこか優しい雰囲気もあって可愛いです…! このくらいの大きめの布ってなんでも包めるので結構重宝しますよね!
染めている過程も綺麗〜。
味わい深い、オレンジ味の強いブラウン。
クリップや洗濯バサミ、段ボールを使って。お家にあるものを支えるのがいいですね!
華やかでカラフルな折り染めの布たち。万華鏡みたいでとっても綺麗です。
複雑で幾何学なパターンを作ることができます。
紙でもできるので、和紙などを使ってブックカバーや紙袋などを折ってみるのも楽しそう。布を染色する前にまずは紙を使ってどんなパターンができるのか試してみるのもgoodです!
終わりに
いかがだったでしょうか!
四季折々の植物たちから色をいただいて、草木染めをするってとっても素敵ですよね。
どんな色が生み出されるのか、待つ時間もワクワク。
まずは大掛かりにしなくても済む、布巾や無地のハンカチなどの小さなものからチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
落ちない汚れがついてしまったものを再利用するのもいいですね。
素敵な染色タイムをお過ごしください☺️
次回、Part3もお楽しみに。
それではまた。
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