登場人物
夫:海外勤務中。真面目で優しく愛情深いA型みずがめ座。よく冗談を言って笑わせてくれるチャーミングさを持ち合わせている。好きな飲み物は「ラズベリーティー」
スケちゃん:2021年12月生まれ(3210g)。肩に乗る(縦抱き)がスキ。よくおしゃべり(クーイング)するようになり、心なしか夫が帰ってくると「オカエリィ」と言っている気がする(親馬鹿)。
私:おぽんの「ぽん」はポンコツのポン。夫には「0か100しかないよネ」と言われる。不器用なB型うお座。好きな飲み物は水とお茶
出産レポ【最終章】
いよいよ最終章です!
麻酔が効き始め、
夕方四時ごろ。本陣痛開始から18時間。
助産師さんとの別れ再び……。手を握ってくださったり、優しい言葉をかけてくださったり……。
また涙がちょちょぎれました(笑)
本当にありがたかったです。
NSTとエコーで赤ちゃんの様子をチェックしていましたが(途中、帝王切開になるかも、とも言われた)、突然(新シフトの)助産師さんが
「じゃあいきみましょう!」
急に言われたのでビックリしましたが、いよいよだな、という高揚感も感じました。
夫は寝ています。
いざいきみます。
私の中では「瞼は閉じる」「息を長く細く吐く」という2つが大事!と意識じていたので、バッチリ目を開けて「ふぅううぅうううううううううううううううぅ!」
ノンノンノン!目は開けて、息も止めるのよ!!と助産師さん
逆〜〜〜!!
しかし目を閉じて息むと内出血しやすいと耳にしていた私は、そこは譲らないぞ〜〜!と薄眼を開けて次のいきみに臨みました。(大を出す感じね!ともおっしゃっていた)
2回目のいきみで「ビリッ」という会陰が切れる感覚。頭が出てきました。触らせてもらうと柔らかくて生温かい、不思議な感触。
夫は寝ています。
ここで助産師さんが察して起こしてくださいました。熟睡していた夫は何度か耳元で「Sir!Sir!」と呼ばれても、揺すられてもなかなか起きませんでした。
ここでドクター登場。もう一度いきむと
おぎゃああぁ
という元気な産声とともにスケちゃん、地球に誕生🌍 17時1分前のことでした。
目覚めた夫いわく、赤ちゃんの身体が出てくる前は紫色の頭がグッタリと出ていたそう。
臍の緒は夫がカット(記念にハサミをもらいました)
一生懸命体を縮めて、全身にかかる圧力に耐えて、右に回って、産道をくぐり抜けてきたんだね。
よく頑張ったね。すごいぞ〜〜!
ほとんどの魂は産道を通る際に肉体に宿るそうです(産道=参道⛩)
10ヶ月の時を経て魂と身体が一体となってこの世に生を受けた、もう胎児じゃないスケちゃん。
生まれたては目が深い藍色で、宇宙みたいだな、と思いました。(目も合わないし、まさに宇宙人!という感じでした笑)
会陰の縫合、スケちゃんの身体測定などを終え、そのまま分娩室で病院ご飯(その日初の食べ物)。私はタイ風焼きそば(すごく甘かった)、夫はマカロニにりんごジャムが載っているやつ(スイスの伝統料理)。
スケちゃんを再びカンガルー抱っこしながら病室に着いたのは夜8時ごろ。
二人部屋の予定だったんですが(保険カバー内)、なんと空きがあるということで一人部屋に!!!
「クリスマスだから特別ね!」
とのことでした。本当に嬉しかったです。何しろ、日本とは違い部屋に仕切りがないんです!!授乳とか夜泣きとか、授乳とか、、、、、来客時はどうするの???という感じでした(笑)「ママは相部屋とか苦手だから、はからってあげましょ」というスケちゃんからのギフト?なんて思ってみたり(笑)
入院生活編も楽しかったので描きたいところです。(ちなみに金曜日に生まれて月曜日に退院。3泊4日でした)
ということで【出産レポ】はこれにて終了です!
無痛分娩を経験して
無痛分娩は結果的にとてもよかったです。会陰裂傷も、縫合も、痛みなし(産後2週間は違和感と痛みはありました)。排泄や座ることも普段通りにできました(退院後すぐに痛み止めを辞めたので産後2週間は違和感と痛みはありました)。後陣痛もあまり感じず(高陣痛には麻酔効かないらしいんですが。痛み止め….かな?)、
平和な時間があるのもいいなあ、と思いました。
ちなみに普通分娩でも無痛でも帝王切開でも追加料金はほぼなし。
というのも良かったです(笑)
まるまるっと医療機関にお世話になって、ありがたいことだなと実感しました。
何より、助産師さんはじめ、麻酔科のドクター、産婦人科医のドクター、看護師の皆さん、みなさん本当に素晴らしい方々で、優しい笑顔で優しい言葉をかけてくださったのが励みになりました。
クリスマスに舞い降りた天使たち👼なのかな?という錯覚すら覚えたほどです🎅
そんなわけで、
夫、スケちゃんはじめたくさんの方々のサポートで生かされていることを実感した出産でした。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
次回もお楽しみに。
それではまた🥰
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