こんにちは。
スケちゃん(息子)もすっかり大きくなり首座りも完了目前です。早いですね、、
ところで弟の娘(スケちゃんと10日違い)は夜電気を消すだけで1人でに寝、21時ー6時までぐっすり、授乳後はさらに10時まで寝ると聞いて、赤ちゃんの個人差はすごいや!と感嘆しています。
※息子はオフコースを流しながら前抱っこを小一時間しないと寝ませんでしたが、最近は小指チュパチュパで寝るように(しかもまとめて3-5時間)なってきました。『愛を止めないで』おすすめです。
自分軸に沿って出した「ワクチン打たない」

さて、本日は予防接種のお話。
あくまで私にとってしっくりくるな、という内容です。十人十色の真実がありますよね。
題のように『子供に予防接種を打たせたくない』という保護者の方は案外多いと思います。とくにコロナワクチンをきっかけに疑問を持ち始めてる方も沢山いるのではないでしょうか。
育児がスタートしてからよく思うことは、正解はないということ。「〇〇した方がいい」「〇〇しない方がいい」どんな事柄にも両極の意見があり、しかも専門家の方が提唱していたりしますよね。予防接種もまた然り。蓋を開けば色んな意見の医師の方がいます。
ここで大切になってくるのは「誰が正しい」「誰が間違ってる」というような水掛け論を永遠にやるのではなく、「私はこの選択肢がしっくりくる」という【自分軸】を持つことですよね。
正義感とはやっかいなもので、
それぞれが各々の正義に基づいて同じ次元の両端であーだこーだ言い合っても、平行線をたどるばかりか戦いの世界に入り込んでいくことすらもあります。誰かや何かと戦わなくてはいけない、あるいは誰かを蔑まなくては自分の正当性を証明できない世界なんて嫌ですよね。
であるならば、そこから早々に抜け出してしまえば良いですし(いちぬ〜けぴっ!)
自分はどう在りたいか、それに尽きるかなと思います。
彼のアインシュタインが遺した『問題は同じ次元では解決できない』という言葉にみるように、高い視点から俯瞰することは何事においても大切なことだなと思う今日この頃です。
助産師エドナさん

話が大分逸れてしまいましたが、
夫婦で話し合い、予防接種を打たせないという結論に至ったは良いものの(スケちゃん本人の考えではないですが笑、親として選んでもらったということで意思表示できない間は、ね)、
果たして外国でそれが可能なのか?という壁に激突。
調べてみると【義務ではない】ということでした。日本でも実は任意なんですよね(義務のように書いてあるけど)
そこで2週間検診の際、小児科医の先生に予防接種を打たせたくない旨を伝えました。(日本と同じく2ヶ月健診時からはじまります)
ところが、先生にはうまく伝わらず、というか相手にされていない感じで話を流されてしまいました。
さてどうしようか。。
そこで思い立ったのがうちに来てくれている助産師エドナさん(70代)。産後~8週目まで計16回、各1時間程度赤ちゃんと私のケアをしていただける福祉サービスで知り合いました。(保険カバーでなんと無料。実際には5週目まで計8回ほどお世話になりました)
エドナさんから私たちに『コロナワクチン打った?』と聞かれた際、『打ってません』と答えたところ『good!』と言っていたのを思い出し、もしかしたら予防接種についても私たちと同じ考えかもしれないと思ったのです。
また、退院直後も自然由来の痛み止めをくれたり、【自然派】っぽい雰囲気がお有りで、何より育児経験ゼロの私たち新米パパママがかなり厚い信頼を置いていたのです。(最初は気を使うし正直そんなサービス要らないなあ…..何で義務なんだろう、なんて思っていたのですが、彼女なしでは夫婦ともども撃沈していたと思います)
そしてとある彼女の訪問日、帰り際に夫が切り出しました。
『予防接種についてどう思いますか?彼(息子)にワクチンを打たせたくないんです』
するとエドナさん
『賛成よ』
なんと~!エドナさんも予防接種について不必要だと考えている方でした。互いに根拠とする考えも同じでとても喜んでくださいました。こんな小さな赤子に何十本も注射を打つのが良いことと思う?何のための免疫システムなのかしら。もっと人々は疑問を持つべきね。と仰っていたのが印象的でした。(※私自身は、予防接種=悪とは捉えていません)
そ・し・て!
小児科医の件を伝えると、「あなた達両親をバックアップしてくれる仲間が必要よね」と、直ぐに彼女の知り合いの小児科医を紹介してくれたのです。
感無量。ありがたや。。。
こうして和平的に予防接種を回避することができたのでした。
アントロポゾフィー医学(人智医学)とは
エドナさんにお話する前、色々と調べた結果
少し離れた田舎に統合医療を行っている病院を見つけました(エドナさんに断られたらそこに行こうと思っていた)。そこの小児科でもワクチンの積極的接種は推奨しておらず、そういった考えは
【人智学(アントロポゾフィー)】によるものだと知りました。
簡単に言うと人間を身体、心、精神の統合された全体性(ホリスティックに)として捉え、各個人の生き生きとしたあり方を尊重する、
という考えです。自然科学的なアプローチ、精神科学的なアプローチの両面から統合的な治療をしていきます。
このアントロポゾフィ、誰が提唱したのかというと、なんとシュタイナー教育で有名な神秘思想家ルドルフ・シュタイナー氏。(もしかして哲学に詳しい方にとっては常識…?)

そういえば郊外の方にはシュタイナー学校多いような気がします。
因みに日本でも有名なオーガニックコスメ企業【ヴェレダ(WELEDA)】も、なんとシュタイナー氏創設。赤ちゃんクリームでヴェレダを愛用する方は多いですよね。欧州でもメジャーです。
スケちゃんにも赤ちゃん用のパープルラインのものを使用しており、塩、重曹などでできたフッ素フリーの歯磨き粉もとてもよいです!
[余談]22を超えて行け!でご紹介した辻麻里子さんが訪れた美しき建築物「ゲーテアヌム」(彼女の著書『藍の書』より)に心惹かれていたんですが、ゲーテアヌムもシュタイナー氏の設計で……!今度ミーハー心で訪れてみたいと思います。というかシュタイナーさんダヴィンチ並みに何でも屋さんですよね。

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もはや動詞化していた!『アンソロポゾフィしたいです』で意図が伝わる。

アンソロポゾフィのことを知っている方であれば
【I would like to antholoposophy(アントロポゾフィしたいです)】
で、予防接種打たせたくないという意図が伝わるんだそう。実際エドナさんに紹介していただいた小児科医の先生にも上記の文言だけで全てを察してもらえました(彼女は患者の意思を尊重し、打ちたい人には打っている)。
これって大きいですよね。危険性や自然免疫など云々、理由を述べるよりもシンプルでストレスも少ないと思います。もちろん先生自身がアントロポゾフィの方だから、という部分もありますが。
オススメの著書
最後におすすめの著書をご紹介。
↑妊娠中、お義母さんが贈ってくれた本。
↑同じく本間先生の著書(本間先生、私の好きな雑誌、天然生活にも素敵な記事を寄稿してらした)
日本にも統合医療を行なっている、またはそういった考えをお持ちの先生は増えてきているようです。帰国の際は最寄りのホリスティック医療を行う小児科医の先生を探したいなと思います。あとは家庭でできる範囲の治療をインプットしておきたいです。そういえば小さい頃、おばあちゃんが必ず傷口に「オトギリ草」の液体(茶色くてドロドロ)を塗ってくれていたな〜。。。
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本日もお読みいただきありがとうございました。
先日大きな地震があったとのことで、
私も帰国したら備えておきたいなと思いました。
その代わり『憂いなし』、楽しく毎日を過ごしたいと思います。
良い週末を🌿・:*+.
それではまた。
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