登場人物
夫:海外勤務中。真面目で優しく愛情深いA型みずがめ座。よく冗談を言って笑わせてくれるチャーミングさを持ち合わせている。好きなお米の銘柄は「コシヒカリ」
スケちゃん:2021年12月生まれ(3210g)。肩に乗る(縦抱き)がスキ。よくおしゃべり(クーイング)するようになり、心なしか夫が帰ってくると「オカエリィ」と言っている気がする(親馬鹿)。
私:おぽんの「ぽん」はポンコツのポン。夫には「0か100しかないよネ」と言われる。不器用なB型うお座。好きなお米の銘柄は「はえぬき」と「つや姫」
出産記【中編】
前編はこちら
今回は【陣痛〜無痛分娩への切り替え】まで、でした。
私は元々自然分娩を希望しており、妊娠中にお世話になっていたクリニックでも
「もしエピデュアル(硬膜外麻酔:無痛分娩)したいなら、先に病院に連絡しないと出来ないからね〜」
と言われていたので、連絡はしておらず自然分娩する気満々でいたんですが…….。
お産ルームに移動する際に「エピデュアルする?」「自然に産みたいです」というやり取りをし、さらにプールに入る前にも同様のやり取りをし、私の中に薄っすらとエピデュアルという選択肢が出来たのでした(笑)
また、プールがない分娩室もあるそうなんですが、たまたまプール付きのお部屋に通していただけました。せっかくなので入ってみることに(そのまま水中分娩もできるみたいでした)。一瞬楽になった気がしたのですが、それも束の間…….力強い陣痛の始まりでした(スケちゃん頑張ってたんだねぇ)。この時の姿勢があまり良くなかったと思います。浮き袋に頭と腕を乗せたまま、突き上げるような強烈なお腹の張り(夫いわくグワングワン、胎動があったそうです)に向き合っていましたが……..
この時の陣痛は【二回の波が間髪入れずにやってくる!】というもので、段々と次にやって来る陣痛波が怖くなっていってしまいました。ただ、インターバル中はほとんど気を失っているような状態(眠気もあった)で、とろけていくような気持ち良さもありました。これを続けられれば良かったのかなとも思います。
「恐怖」を捉えた途端に呼吸に集中していた意識が痛みにフォーカスしてしまい、思わず夫に「痛い」といってしまったのでした。そうするとなし崩し的に呼吸が乱れ、冷静さを欠き「早くこの痛みから逃れたい」という気持ちになってしまったんですね。
陣痛の時以外も長〜く吐くという呼吸法をやっていて、助産師さんから痛くない時は普通でいいのよ、と言われても何を言われているのか分からず(笑)、何時間もやっていたので普通の呼吸とは??となってしまったのでした。
規則的な陣痛開始から10時間、子宮口8センチ。もうすぐかな、と思い助産師さんに「まだ……ですか?」と聞くと、「あと数時間はかかると思うわ、貴方は初産だし」と言われ、、、ポキっと心が折れてしまいました。プールに沈みそうな感覚の中、頭上にあった時計を眺め「この波をあと何十回も越えなければいけないのか」と思った時、
「エピデュアル……..」
硬膜外麻酔への切り替えです。
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ということで次回はいよいよ分娩です!
「どんなお産も素晴らしい」と思っていますが、今回私が希望していた自然分娩を最後までできなかったことについて考察してみると………
陣痛の痛みは脳で感じている部分が大半!というのを耳にしていたので「痛くない!」とある種暗示をかけていたつもりだったのですが、
シミュレーション不足だったかな…….と思います。
当たり前ですがソフロロジーの本や動画を観るだけでは足りなかったですね。妊娠後期は呼吸が浅くなり、マタニティヨガも瞑想も思うように出来ていなかったんです。精神統一がイマイチでした。
何より「赤ちゃんが主役!」が抜け落ちていたな、、というところが一番大きいです。
理想とするお産ではなかったかもしれません。だかしかし!スケちゃんのお産にネガティブな気持ちはなく、我ながら良いお産だったとも思っています(笑)
ということで次回はスケちゃん誕生までをお伝えできたらなと思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それではまた🌱
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