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腸は第二の脳。性格にまで影響する?【腸脳相関】発達障害・うつ病と腸内フローラ-腸活その2-

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子育て

こんにちは🌱

本日は前回に引き続き「腸活」第二弾になります。

脳と腸の関係性、ぜひお楽しみください。

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腸は第二の脳

ワタが煮え繰り返る』とか『の虫がおさまらない』『に据える』『心をつく』などお腹=腸を使って感情や思いを表した慣用句は沢山ありますが、実際に腸と脳は神経でつながっており、互いに情報を伝播し合っていることが明らかにされています(腸脳相関)。

腸にはなんと7割もの免疫細胞が存在しており、体細胞の27倍近い数の細菌が住んでいます。細胞数からみても、腸内細菌は「もう一人の私」なのです。また、腸内細菌の中には「セロトニン」や「ドーパミン」などの脳内ホルモンを合成する細菌や、合成に必要なビタミンなどをつくる細菌も活動してくれています。消化吸収や免疫機能の他にも腸は脳と密接に関わっているんですね。

つまり、そうした働きをする腸内細菌たちが少なくなれば、当然の如く脳の活動にも影響し、うつ病や発達障害にまで至る可能性もあるのです。実際、(自閉症の子供たちの多くが慢性的な下痢や便秘などおなかの問題を抱えている、など)子供の脳機能障害に腸の乱れ(食生活の乱れ)が関係しているという研究結果が様々報告されています。

腸は「第二の脳とも呼ばれる所以は、腸内細菌の働きに由来していたんですね。

脳のはなし?腸のはなし?

続きになりますが、近年増加している子供たちの発達障害

食生活の改善により『症状が改善された』という報告もあり、実は治療法として‘‘腸内環境を整えてあげる’’ということも考えられるんですね。子供のお腹の調子をよく観察してあげることが大切です。

※もちろん発達障害が良い悪いの話ではなく、食生活が脳活動に直接的影響を与えるという所がポイントです!

そして上記のことは大人にも当てはまります。

うつ病など、投薬により負のスパイラルにはまり込んでしまうケースも多いですが、食生活を見直すだけで心も身体も元気になる可能性があるのであれば、試す価値は大いにありますよね。

※発達障害やうつ病の原因にもなりうる腸の問題、腸壁に穴が開いてしまう「リーキーガット症候群」については次回お伝えしたいと思います!

尚、腸内環境を改善するために必要な期間はたったの「2週間」という研究結果もあり、まずは2週間、食習慣を変えてみるだけでも変化が見えてくるかもしれません。

腸内細菌が性格にまで影響する

近年の研究では腸内細菌の種類や組成が性格にまで影響する、ということも分かってきています。脳内ホルモンの合成に関わっている訳ですから当然のことといえばそうですよね。幸せホルモンと呼ばれるセロトニンやドーパミンの合成に必要な葉酸やビタミンB6などは、私たちの体では合成できません。前述したように腸内細菌が合成してくれています。体内でビタミン合成することができないのは、動物の中で人と猿とモルモットだけ。腸内細菌がバランスよく、沢山腸内に住んでくれている場合でなければ、ビタミン類は合成されません。

つまり、腸内フローラは「幸せをつくる工場」の役割もあり、その工場がきちんと機能しないと、結果として脳内ホルモンが生成されずイライラしたり、状態になったりするんですね。気が短い、落ち込みやすい、といった性格」は腸内環境の乱れに起因する可能性が多いにあるのです。

脳で考えているあるいは感じている、と思っていても実は腸が多大に私たちの心に関与しているとは驚きですよね。

悪玉菌に偏った腸内環境は【本来の自分】にをかけてしまっている状態になりかねない訳です。

確かに、頭ではやめた方がいいと分かっていても口に運ぶのを止められない~~!という状態ってありますよね(私は大いにあります)。

脳の報酬系を回しはじめ、依存体系が完成してしまうとなかなか厄介。

腸内フローラの乱れや偏りは発達障害やうつ病のほか、アレルギー症候群や難病指定されている「クローン病」や「潰瘍性大腸炎」にも関連すると言われており、私たちが生きる上で腸内環境の健全さは非常に大切といえます。

体内のネットワーク

胎児の発達において1番初めに発生する臓器は『』なんです。そういう点では腸の方が第一の脳ともいえますよね🤯

私たちの意識は顕在意識が1割未満で、潜在意識が9割以上を占めます。実は私たちが認知している世界はほんのちょっとな訳なのですが、もうすこしお腹(腸)と頭(脳)のネットワークに意識を向け、腸に優しくしてあげればみえる世界も変わるかも知れません。

丹田で呼吸することは大切といいますものね🧘‍♀️!

もちろん、腸脳相関のみならず他の臓器たちもみな連絡を取り合っています。細菌たちも細胞たちもみなネットワークをもち、バランスさせてくれているんですね。

お母さんのお腹に宿った日から、私たちが知らないだけで寝ることも休むこともなく、絶え間なく働いてくれています。(細菌さんたちは生まれた瞬間から)

ありがたいことだなぁ、とつくづく思います。

朝起きて呼吸が出来ていることの奇跡を、たくさんの存在たちと共にあることを忘れないようにしたいと思います。

「ここに在る」ことは「共に在る」こと。

↑前回もオススメした藤田氏の著書

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ということで、今回もお読みいただきありがとうございました!

次回は『リーキーガッド』のお話です。

お楽しみに☺️

それではまた。

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