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大麻(タイマ・ヘンプ)のチカラ/歴史と勘違い・THC &CBDについて【その1】

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スイス暮らし

こんにちは🌿

近年、雑誌等でも取り上げられるようになった大麻の成分、カンナビジオール(CBD)やヘンプシード(スーパーフードとして知られています)

とは言え、いまだに「大麻」に対して良いイメージを持っている方は少ないですよね。どちらかというとデンジャラスな…….☠️(笑)

今回はそんな大麻への悪いイメージを払拭する第一弾になります!

ちなみに最近読んだ、kiitos.(キイトス)という素敵なマガジンにもCBDについて掲載されていました(主に美容として)。※kiitosはフィンランド語でthank you やpleaseのような意味合いを持つそうです(Bitte並みに多用できるらしいです!)🇫🇮行ってみたい…..🛫

また、先入観を拭っていただく為に最初にご紹介いたしますが(笑)、

スイスではヘンプ茶(大麻茶)が普通にスーパーで売られています。記事内で記していきますが、大麻は普通の植物、ハーブなんですね🌿

そして、ヘンプが練りこまれたリップも売っています。どちらもクセがなくて自然の香り(ヘンプ特有の香りもします)という感じです。※年齢制限など無く、ごく普通に他のものと一緒に売られています。

それではお楽しみください🌞

主に武田邦彦氏の「大麻ヒステリー」よりシェアさせていただきます。

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大麻が禁止されるまで

大麻は古来、麻薬ではありませんでした。先の戦争が終結するまで(GHQにより禁止されるまで)、日本は少なくとも2000年に渡り大麻をごく普通の作物として利用しており、全国に大麻畑が広がっていたのです。

Hemp Farm in Tochigi 栃木の大麻畑 収穫風景と利用方法

☝︎栃木県鹿沼市にある大麻畑

それが今や、一般に栽培することすら許されなくなってしまいました。戦争による混乱、石油産業による圧力が主たる原因です。

そもそも、日本で栽培されていた大麻は海外の大麻よりも薬理成分(カンナビノール:THC)がとても少なく、栽培を制限される理由などどこにもなかったのです。故に大麻取締法は法律の目的が書かれていません。「占領軍に命令されて作った」からです。

したがって、大麻取締法の立法までの流れは

米国で大麻追放キャンペーンが起こる→マリファナが薬物であるか分からないうちに法律ができた→戦争で負けて占領された→GHQが大麻取締法を作らせた

という、なんとも間抜けしたものです。

ただし、GHQの指令を受けた時には「何かの間違いでは?」と思った日本人でしたが、独立後に、自らの手でより厳しい方向へ改正していったことも付け加えておきます。ですから、占領軍の指令だけで作られた法律とは言えないところもあるのです。

ここで重要なのは、多くの人が「全ての大麻」に精神的作用を持つ成分が含まれており、だからこそ規制しなければならないと勘違いしていることです。そしてその成分に関しても十分な理解が行き届いているとは言えません。

大麻規制をはじめた米国ですら、大麻の医療への活用を含めた解禁が行われているのにも関わらず、日本ではいまだに正しい理解が普及されていないのが現状です。

大麻の成分と依存性

ここで、大麻の成分と依存性について見てみましょう。

薬効成分として知られているのは先述したテトラヒドロカンナビオール(THC)とカンナビジオール(CBD)になります。

そっくりな構造をしていますよね!CBDが脱水したものがTHCです。つまり、大麻の代謝産物であり、脱水酵素によってCBD→THCになったものと思われます。

また、THCには精神的作用があるのに対し、CBDにはそのような向精神作用がない一方で、両成分ともに薬理成分として作用することも知られています。水酸基が一つ無くなるだけで性質がガラッと変わりますね!

続いて主な「薬物」との比較です。

大麻ヒステリーより

大麻は精神的依存性が中程度であり、身体的依存性は認められず、耐性の獲得は弱いということです。

さらに、嗜好品との比較を見てみますと(こちらの方が分かりやすいですね!)

大麻ヒステリーより

なんと、カフェインやアルコールよりも依存性が少ないとのことでした。アルコールやタバコ、コーヒーの方がよっぽど依存性が高いということになります。

ただ、私としては依存性が低いから嗜好品としてバンバン吸っていきましょう!ということをお伝えしたいのではありません。もちろん医療用のハーブなどとして使用されていく分には良いと思うのですが、これからお伝えしたいことは、そういった「お薬」としての大麻よりも古くから日本文化に馴染んできた繊維や素材としての大麻についてです。

植物としての大麻

大麻は「麻」です。綿や絹と並んで太古の昔から使われてきたごく普通の植物です。

世界で麻と呼ばれる植物は20種ほどありますが、日本人に馴染みの深い麻は7種類あり、

ヘンプ(大麻草)、リネン(亜麻)、ジュート(黄麻)……などです(下記参照)。

ヘンプ(麻)の歴史と魅力、その効果より

植物学的には異なる「科」に属するものもありますので、「麻」という名前は植物学的な分類ではなく「麻という繊維が取れる植物」という意味で使われていました。

大麻は成長速度がとっても早く、3メートル以上の高さになります(1日で2-4センチ伸びる)。農薬・化学肥料要らずで育成も簡単で、不良土でもぐんぐん育ち、むしろ土壌改善の働きもあります(古くから瘠せた大地には麻を植えるという風習がありました)。生育が早いので、二酸化炭素を固定する役割も果たし、繊維や紙などにも広く使うことができます。近年ではプラスチックやバイオ燃料など持続可能な資源として注目されています。

日本における大麻の歴史/持続可能な資源として

日本で最も古い大麻の痕跡は縄文初期の島浜貝塚(福井県若狭)から出土されており、大麻の縄と編み物、種子も見つかっています。

したがって、現代歴史に基づいて考えても、少なくとも約5000年以上前から大麻文化があったということになります。

また、繊維の他にも大麻の実から取れる油や茎(おがら)などが「灯りを得るための素材」として大切にされていました。この「おがら」は迎え盆や送り盆の際に火を焚くのに使われたり、カイロ用の灰の原料にも広く使われていました。また、蝋燭の芯にも麻布を細かく裂いたものが使用されました。

江戸時代に入るとより保湿性に優れた「木綿」が繊維として一般に普及するようになりました。その結果、麻の用途は夏服や蚊帳、漁網、釣り糸や下駄の鼻緒などに特化して使われました。住宅においても大麻の茎は屋根葺きとして使われたり、屑になった繊維は壁や漆喰の材料になりました。

日本では日常生活で使う主な植物を「三草(麻、藍、綿)」と「四木(桑、茶、楮、漆)」と呼んでいましたが、その一つが麻だったのです。

大麻の実は食用にも使われ、麻婆豆腐は麻の実を使ったからその名になったとも言われています。なお、大麻の実は七味唐辛子の材料にも使われています。

そして、戦前までは漢方として処方され、喘息やアレルギーの薬として一般的に使われていたのです。

ということで、大麻は太古の昔より日本人の生活に馴染み、文字通り頭からつま先まで余すところなく活用されてきました。本当に先人方の知恵には驚かされますね!

クワバラクワバラ・麻の葉模様

かつて雷がなると「クワバラクワバラ」と唱えました。諸説ありますが、一説には桑畑、大麻(かつて大麻はクワ科だった)畑に逃げ込めば安全という感覚が元になっていると言われています。さらには蚊帳には雷が落ちない、という伝承にも繋がります。

このように、大麻は古くから「神様」と関係し、危険を避けるもの、魔除として考えられてきました。雷などはその典型ですが、他にも身を守ることに関する伝承があります。

例えば、日本では生まれてきた赤ん坊の産着に古くから「麻の葉模様」が縫い取られていました。他にも肌襦袢や腰巻、着物から小物に至るまで、頻繁に麻の葉模様が使用されています。(鬼滅の刃のねずこちゃんも麻の葉模様のピンクの着物を着ていますよね🎀)

このようにかつて日本人は大麻草を「自分たちを救ってくれるもの、神々しいもの」という風に捉えていたと考えられます。

では次に日本と大麻の関係性を神道の伝統から見ていきましょう。

神道と大麻

日本人と大麻を語るには、縄文時代などを除いても、約2000年の歴史の中で育まれ、日本人の精神的な中核を作ってきた「神社と日本の神々」との関係を考えないわけにはいきません。

伊勢神宮で頒布されているお神札おふだのことを「神宮大麻」といいます。神社で使用されるお神札の中でもっとも厳重なお祓いを行なって授けられるものを、特に「大麻」と呼びます。元々は「おおぬさ」と読み、神々への捧げ物としてあるいはお祓いの際に用いられました。

もともと日本人にとっての神は目には見えないものであり、「御神体」と呼ばれるものは神そのものではなく、神が乗り移るための「御霊代みたましろ」であり「依代よりしろ」です。

この、神様と接する神聖なものである「依代」の一つが「大麻」でした。つまり、大麻は日本人が精神的に頼りにするものでもあったのです。

現代では全てのことをモノあるいはお金に換えないと気が済まない時代ですが、少し前までは「気」のような捉えどころのないものの中に、心を反映させるという手法がよく使われていました。その際によく使われた素材が大麻だったのです。

出雲大社の注連縄

例えば「祓う」時には大麻を、礼服、注連縄として使いますし、「降ろす」時にはそのぬさを依代として、「遊ばせる」時には鈴縄として使います。さらに神社の屋根には大麻の茎を使います。神社で用いる御幣は稲妻のような形をしていますが、大麻を使うことで稲妻のエネルギーを御したいという思いがあり、さらに大麻でできた幣でわざわいを避けるという具合です。

神々が天空から神社に降りてこられるには天と地の繋がりが必要であり、それには「」が大切となり、さらに具体的な素材として大麻を使ったと考えられます。

このように、神社の成り立ち、日本の神様のお役目、そしてご神事に使う様々なものには古い言い伝えがあり、地方によって異なりますが、その中でも「大麻」が共通して重要な材料として使われています。

私たちが自らの文化を知り、ルーツを知り、そして現代を理解する。

大麻はその重要な役割を担う一つの大切な「」なのです。

次回に続く

ということで本日は大麻の歴史、植物としての性質、日本における伝統についてお伝えさせていただきました。

いかがだったでしょうか?

私自身、知らないことが多く、まだまだ勉強していきたい魅力的な植物だなと感じています。

大切なことは、規制する上で議論すべきは大麻の薬理成分(THC)の利用についてであり、THCがほぼ含まれない植物としての大麻は日本伝統として、あるいは持続可能な資源として復活させるべきである、ということです。わずか数十年前までは当たり前のように栽培され、人々の生活に根付いていた大切な植物だったのですから!

引き続き大麻に宿るチカラをお伝えできればと思います🌿

本日もお読みいただき、ありがとうございました😊

大麻にかかわらず、植物には生命パワーが宿ります。是非是非、お好きなハーブティーなどを選んで香りや色を楽しみながらリラックスしてみてくださいね・:*+.

皆さんに感謝と祝福を🧚🏻‍♂️

それではまた。

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