こんにちは。
今回は多くの女性が悩まされているPMSについて、私の症状がサフランティーでが改善されたお話をしたいと思います!
PMS(月経前症候群)とは
通常は排卵日と月経開始前の間に発生する症状群です。しかしながら、月経中あるいは月経後に症状が現れる人もおり様々な症状が報告されています。
原因は完全には特定されておらず、月経サイクルにおけるホルモン変化が関与していると考えられています。
また、「通常、自己治療が可能」とされていますが、PMSのうち自己抑制ができず、日常生活に支障をきたしてしまうほどの強い症状を月経前不快気分障害(PMDD)といいます。
抑鬱状態になってしまうなど、精神的な症状は本人の性格にも大きく依存するようです。
参考サイトはこちら
PMSの症状は?
主に、気分変動、胸部圧迫、食欲増加、疲労感、神経過敏、抑うつなどがあります。
様々な部位(筋肉、背中、胸部、腹部、関節、骨盤)に痛みを感じやすいとされており、
下痢、便秘、吐き気、ガスなど胃腸に不調を感じることも多いようです。
また、不安感あるいは全般的な不満感といった気分障害も発症します。
その他、ニキビやイライラ、不眠症、頭痛などの症状も見られます。
恐らく、女性の数だけ症状の出方も違うのではないでしょうか。私の母や妹といった血縁関係のある女性でも月経前の症状は異なります。
治療法は?
主な治療方法は生活スタイルの見直し、あるいは抗炎症薬による投薬治療になります。
薬物療法では、非ステロイド性抗炎症薬、SSRI、ホルモン剤などが用いられます。
自己管理については運動などのフィジカルトレーニング。
また、認知行動療法といったセラピーも行われています。
よく言われるのが運動不足ですよね。私もYouTubeでヨガやワークアウトを続けていた時期がありましたがなかなか思うように効果が出なかったです。そもそも原因が解明されていないことからも言えるように、どれか一つというわけではなく食事や運動などを複合的に行うべき、、とはわかっているのですがいざPMSが始まるとそれどころではないし、PMS期から抜けると気分が良くなるのでいつものまま。というサイクルを繰り返していたように思います(笑)
PMSに悩まされ続けた10年間
私のつい最近までの主な症状は
- 気分の異様なまでの落ち込み
- 夫にだけ強く当たる
- 肌荒れ(ニキビ、吹き出物)
- 梅干しを異様に欲する、食欲増加
- 軽い腰痛
- 胸が張って痛い
と、高校生の頃から身体的な痛みはほとんどなく生理前の異様なまでの意欲減退に悩まされていました。とは言え、それまでは生理周期が安定せず、半年間も生理が来ないこともありました(恥ずかしくて誰にも相談できなかった笑)。それ故にズボラな私はあまり気にせず周期も調べていませんでしたので、驚くことに生理とヒステリーが結びついていませんでした(笑)そして23歳ごろからいつの間にか生理周期が落ち着いてくるようになりました。それに伴い、定期的に訪れる死にたくなるほどの気分の落ち込みの正体はPMSだ!!!!と気づいたのでした。
一番の問題は私自身の気分の落ち込みより、夫(昔は家族)に対してひどい態度をとってしまうことで、お付き合いしていた頃は生理前に別れの危機が来ることもしばしばありました(笑)ずっと耐えてくれた夫、家族には感謝しています。信頼しきっている人に対して発動してしまうのですから、PMDDのような重い症状の場合は社会生活に著しく悪い影響を及ぼしてしまうと思います。
サフランティーとの出会い
PMSだ!とは確信したものの、改善するのは結構難しいものです。カレンダーを見て分かってはいても気分が急降下してしまう。毎月その繰り返し。前述したように行動療法はあまり効果が見られず、低用量ピルには抵抗があり、向精神薬にはさらに抵抗がありましたので、なかなか対処法を見つけられずにおりました。
そんな中、藁にもすがる思いでネットサーフィンをしていたところ、どこかの掲示板で書いてあった 「サフランティーで治りました〜」という一言を鵜呑みしたことが転機になりました。お茶で治るのなら万々歳!!と思いスーパーに駆け込みました。しかし、どこにも売っていない。近所のCOOPでは見つからず、薬局やお茶専門店に行くも見つからず。途方に暮れていた頃、MIGROSの調味料コーナーにあるのを発見しました。
それがこちらです↑
0.35gで4.25スイスフラン。調味料としては結構お高いです。手のひらに乗っているのは残り1/4になっているものです(笑)高級品ではあるものの、1日3本ずつ、毎日飲んでも1ヶ月ほど持ちますのでお茶として飲む分にはコスパがいいと思います。
追記:近所のコープでも普通に調味料コーナーに数種類売られていました!
そもそもサフランとは:世界一高価な調味料
サフラン(別名:番紅花、クロッカス)というアヤメ科の多年草のことで、調味料またはお茶として使われるのは「めしべ」を乾燥させたものだそうです(参照リンクはこちら)。私はパエリアのイメージしかなく、てっきりクルクミンのような根菜類からとれる天然色素だと思っていたのですが、まさかお花のめしべだとは思いませんでした。しかも花一輪に対し3本しか収穫できないことや原産地も限られていることから、世界一高価な調味料という異名も持ちます。なんと、1kgのサフランをとるのに、50万本の雌しべ(約17万個の花)が必要とされるんだそう!つまりMIGROSで売られていた小さな容器の中に入っている0.35gのサフランには175本分の花が使用されていることになります。それは高いはずですね。
また、漢方としても古くから使用されているそうで、ヨーロッパでは健胃・鎮静・通経薬として使用される他、中国では生理を誘発し、生理痛や慢性の子宮の出血を軽減し、消化不良や腹痛に用いられるそうです(参照リンク)。日本でも婦人薬漢方として販売されており、義父のお母さんがよく飲んでいた、と後に聞いて驚きました。
大分県で栽培されている国産のサフランも販売されているようなのでチェックしてみてください。サフランティーで検索した楽天市場のリンクをこちらに載せておきます。「サフランティー」と銘打ちながら、他の成分の中にちょっとだけサフランが配合されたものもあるのでお気をつけください。複数の成分が混ざったものより、純粋なサフランで試してみることをお勧めします。
お味と効能は?
*私のサフランティーの淹れ方
- サフランを3本入れる
- 熱湯を150ml程度注ぐ
- 5−10分程度置いて成分が抽出されるのを待つ(濃い黄色になるまで待つ)
- 朝起きた時あるいは食事と一緒に飲む
写真はめしべ3本分に熱湯を注いだものです。たった3本でこの色です!黄色い色素成分をクロシンと呼ぶそうですが、美しい黄金色を出してくれています。ちなみに私は3本で3回淹れます!流石に3回目は薄い黄色ですが美味しくいただけます(笑)一部漢方サイトに「サフラン0.3gに100-150 mlのお湯を注ぎ、一日3回食前または食間に飲む」とありましたが、私には信じられない量です’(上記で紹介したケースの中身ほぼ全部)。3本でもこんなに成分(薬効成分が1本あたりどれくらい含まれるかは別として)が出るのにそれでは一回につき約60本分のサフランを飲むことになってしまうし、あまりに高価過ぎると思います、、(笑)効き具合を見て量を増やしていくのがベストかと思います。
*味について
味はほとんどありません。お薬のような、独特な香りがします。効きめがありそうな香りなのでプラセボ効果も期待できます(笑)私は結構好きな芳香です。
*効能について
- 生理前の気分の落ち込みが大部分軽減された
- 吹き出物ができづらくなった
特に私の場合は抑うつ状態が大幅に改善されたことがすごく嬉しいです。月の半分くらいを不機嫌なまま過ごしていたので、本当に人生が劇的に変わりました(笑)初めは半信半疑だったのですが、飲んだその日から効果がありました。そして生理前は必ずと言っていいほど顎に大きなニキビができていたのですが、それも無くなりました。飲み始めてから4ヶ月目ですが以前のような気分の急降下っぷりは鳴りを潜めてくれております。一方で腰痛や腹痛など体の痛みに関しては改善は見られませんでした。
以上、サフランティーを飲んだらPMS(特に抑うつ)が改善されたお話でした。ちなみに最近ではお茶としても気に入ってしまい、毎日飲んでいます!そして夫が落ち込んでいるときに淹れてあげたら元気になっていました(笑)きっと私の変わりっぷりを間近に見ているからでしょう。
それではまた!
おまけ
作用機序を調べようと思ったら、九州大で興味深い研究がされていました。めしべに含まれるサフロナールとクロシン(色素成分)と呼ばれる生理活性物質がいずれも薬効成分として作用してくれているよう。きちんとした作用機序まではさっと見た感じではわからなかったのですが、セロトニンの量を調節してくれる効果があるため、男女問わず気分を上げてくれるみたいです。夫にも効くのも当然でした(笑)しかもシワを作る酵素を阻害してくれるのでシワ予防にも効くみたいです。美容効果まであるのならごくごく飲んじゃいますよね(笑)他の研究チームによってきちんと臨床効果も示されているようです。
興味のある方はこちらをご参照ください。
チューーーーーース!
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